子供の成長をサポート!サッカースクール選びとステップアップの方法
子供にとって、どのサッカースクールを選ぶかは非常に重要です。成長を感じられる環境で練習することが、サッカーの楽しさを引き出し、上達に繋がります。今回は、息子と様々なチームやスクールへ体験に行って感じたことや経験を基に、サッカースクール選びのポイントや、成長をサポートする方法をお伝えします。

子供がサッカー始めたんだけど、どんなスクールがいいのかな
初めてのサッカーは「楽しく」学べるスクール
息子が最初に選んだスクールは、楽しくサッカーができる雰囲気が特徴のスクールでした。そのスクールでは、足元の基礎を重点的に指導しており、1回の練習の3/1から2/1は様々なボールタッチなどの基礎練習でした。1対1などの対人練習も取り入れており、実践的な練習ができる点も魅力的でした。
スクール選びのポイント
・料金と振り替えの柔軟性
家計の予算内の月謝か、入会金、年会費、ユニフォームの他に隠れた費用(保険代や年会費など)はないか、
トータルの金額を把握しておきたいです。
通っていたスクールでは週2回、1回60分の練習で月謝は7000円円ほどでした。
自己都合で休んだ場合も別の日に振り替えが可能だったため非常にありがたかったです。
子供の体調や家庭の都合で休むこともあるので、振り替えができるかどうかは重要なポイントでした。
・練習頻度とスケジュール
週に何回スクールが開催されているのか、希望の曜日の実施はあるか
・通いやすさ
スクールの場所が自宅から通いやすい場所にあるか。長時間の移動が必要な場合は子供や親の負担が増えるため、通いやすいかは大切な要素
・練習場所の環境
練習するフィールドや施設が清潔で整っているか、設備は整っているか
・練習内容
基礎技術を教えてくれるか
基礎技術の練習は地味で面白味はないですが、サッカーにはすごく大事な練習です
しっかり基礎技術を習得することが、サッカーだけでなく、他のスポーツでも成功するための土台を作ります。基礎がしっかりしていれば、ステップアップした際の高度な練習や習得に役立ちます。よりサッカーを楽しむことができます。
・コーチの経験と資格
経験豊富で、サッカーに関する知識や指導スキルを持ったコーチがいるか
子供の個性や能力を理解し、適切な指導をしてくれているか
成長を実感しながら、次のステップを考える
息子が1年生になったころ、足元の技術が着実に身についていたおかげで、
所属するチームで評価されるようになりました。(この頃はお団子サッカーなのでドリブルが出来る子は特に目をひいたというのもあります)
スクールでの基礎練習や対人練習が生かされ、試合で活躍できるようになりました。
ですが、2年生になると、周りの子供たちが体格やスピードで優位になり、
息子が得意とするドリブルは通用しにくくなり、ディフェンスの素早い寄せに対して
苦手意識がうまれてしまいました。スピード、ボールコントロール、コース取り、判断など
様々な課題浮き彫りになりました。
上手くなりたい気持ちと伸び悩む現実
それでも、サッカーが大好きな息子は上達したい気持ちが強くなり、もっとレベルの高い練習環境を
求めるようになりました。ですが、私たち親はサッカーの知識が少なく、
どこでどうステップアップすればいいのか分からず、悩んでいました。
息子も今のスクールではモチベーションも上がらず、試合でも活躍出来ず、
どんどん成長を感じることが難しくなっていき負の状況に陥っていました。
そんな時に、下部組織への輩出を目的としているスクールがセレクションを行っているという話を聞き、息子と一緒にセレクションに申し込みました。
後日合否の通知があり、結果は合格
これから自分と同じくらいか、もっと上手い子供たちと一緒に練習することになりました。合格したことで自信も持てたのか息子のモチベーションが一層上がり、サッカーへの取り組みが熱心になっています。
スクールの目的とカリキュラム
スクールがどのような目的で運営されているかを確認
例えば、基本技術の向上を重視しているのか、試合経験を多く積ませることに力を入れているのか、
セレクション突破を目指す方向性なのか。子供と親の目的に合ったスクールを選びましょう。
カリキュラムの内容
基本技術(ドリブル、パス、シュートなど)をバランスよく学べるカリキュラムか。
スクールによって「個」を重視するところ、「チーム戦術」を重視するスクールがあります。
息子の通っていたスクールでは割と「個」のスクールでしたが、ステップアップしたスクールでは
ガッツリ「個」のスクールです。
親としては8人制の試合で役立つ「チーム戦術」のスクールが魅力的でしたが
高学年になるまでは個人技術を極めたいと言う本人の意思を尊重しました。
年齢やレベルに応じた指導内容があるかも重要です。
レベルに応じたクラス分け
子供のレベルに合ったクラス分けが行われているか確認しましょう。
技術的に差がある子供が一緒のクラスになると、上達に差が出ることがあります。
レベル別にクラスが分かれていることや、成長に応じてクラスを上げてくれるかの柔軟性も重要です。
通っていたスクールでは1〜2年クラス、3〜4年クラス、5〜6年クラスと2学年ずつに分かれており、上手い子(技術がしっかり身についている子)はコーチの審査を経て飛び級することも可能でした。
また体験に行ったスクールでは「選抜クラス」と「選抜Aクラス」の2クラスに分かれていて、
学年はとわずにレベル分けをしていました。「選抜クラス」には1〜4.5年生くらいの子、
その上のクラス「選抜Aクラス」では3〜6年までの上手い子がいました。
同じクラスの中でもレベルを分けて練習するため、技術や体格の差がありすぎて練習にならないということはありませんでした。
クラス内の学年の幅は広かったですが、指導者の質が良いため地域の上手い子達が通う人気のスクールになっていました。
練習の頻度とスケジュール
週に何回、どれくらいの時間練習が行われているか
練習頻度が少ないと、成長の機会が限られてしまう可能性もあります。
逆に頻度が多すぎて負担が大きくなりすぎることもあるので、子供の体力やペースに合わせた練習頻度が大切です。
親のサポートと振り替えの柔軟性
サッカーの練習は、子供だけでなく親のサポートも大切です。特に、振り替え制度があるスクールは
体調不良や旅行や家庭の都合で休むことがあっても、他の曜日で振り替えができるので無理なく通うことができます。ストレスなく続けることができます。
セレクションや競技レベルの選択肢
上のレベルを目指すのであれば、スクール内でセレクションを実施しているスクールを選ぶのも
一つの選択肢。セレクションを通じて、厳選された環境で練習できるため、モチベーションが高まり、成長を実感しやすくなります。
費用と料金プラン
月謝や初期費用: スクールの月謝が家計の予算に合っているか、また入会金や年会費、道具の購入費用
など、トータルの費用を確認しましょう。また、お得なキャンペーンや割引などがあれば、
ぜひ活用しましょう。透明性のある料金設定: 料金の内訳が明確であること、
隠れた費用(保険代や年会費など)がないかをチェックしましょう。
口コミや評判
実際に通っている保護者や子供たちの意見は参考になるので、いれば是非聞いて見てください。
サッカースクールに通っている子のママ達は子供を待っている間にさまざまなお話をしながら情報を
共有していますので、参考になることも多いですよ。
最近ではインスタにアップしているサッカースクールも増えてきました。練習風景などを見られるので
イメージしやすいです。SNSやレビューサイトで、スクールの評判なども念頭に入れて体験に行くと
また違った見方も出来ると思いますよ。
質の高い指導とレベルに合った練習
スクールでは、質の高い指導が行われているかどうかを確認しましょう。上達するためには、
個々のレベルに合った練習が大切です。
基礎技術から応用技術まで、段階的に指導してくれるスクールを選ぶことが重要です。
Jクラブチームの提携などでネームバリューで子供たちが多く集まるスクールがありました。
そこでは1クラス20人(多い日はもっと)の子供達に対して指導するコーチは1人でした。
20人に対してコーチ1人はなかなか見かけない体制だったので衝撃的でした。
今まで見てきたスクールは20人に対してコーチ2〜3人いることが多かったです。
スクールの内容もコーチが何か指導するわけではなく、「これやって」と言い、
ダラダラマーカーとコーンのドリブルをさせて、長めにゲーム形式して終了。
コーチの声ってどんな声?と思うくらいコーチの声は聞けませんでした笑
そんなサッカースクールもあります。
まとめ
サッカースクール選びは、子供の成長に大きな影響を与える重要な選択です。指導者の質、スクールのカリキュラム、施設の環境、費用、評判など、複数の要素をしっかりと比較し、子供の個性や成長段階に合ったスクールを選ぶことが大切です。子供が楽しく、かつ効果的に成長できる環境を整えることで、サッカーを通じて成長を感じられると思います。

二人三脚で頑張る子供を応援しましょう
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