学校に行きたくない‥学校で意地悪をされたとき、親ができる最適なサポート

学校

低学年のお子さんが学校で嫌な思いをしていると聞くと、親としては非常に心配になりますよね。特に、クラスメイトからの意地悪や口喧嘩が続くと、子供が学校に行きたがらなくなることもあります。私の息子もそうでした。今回は、そんな悩みを抱えるのために、学校でのトラブルへの対処法や心構えについてお話しします。

「意地悪な友達」とは?子供が直面する問題の本質を理解する

まず、「意地悪」とは何か、そしてなぜそのような行動が起こるのかを理解することが大切です。低学年の子供たちは、自己表現がまだ十分にできないため、口喧嘩や意地悪がストレスの発散方法になりがちです。子供同士で「コミュニケーションの方法」を学んでいる過程でもあります。

意地悪を受ける側は、自分が何か悪いことをしたのではないかと考えることもありますが、多くの場合、そういった行動は相手の問題であり、あなたの子供が悪いわけではありません

「学校が嫌だ」と思う気持ちを尊重し、共感することが最初のステップ

お子さんが学校に行きたくないと言った場合は、その気持ちを無視せずにしっかりと共感してあげることが大切です。親としては「行かないとダメだよ」「我慢していきなさい」と言いたくなってしまいますが、まずは子供の話をじっくりと聞いてあげましょう。

どうして学校に行きたくないのか。聞いてあげることで、子供が何に悩んでいるのか、何が原因なのかが明確になります。大好きな親御さんに共感してもらえることは子供は安心感を与えます。

子供が自分で解決できる力をつけるためのサポート

学校での意地悪や口喧嘩に対して、親が直接解決するのではなく、子供が自分で対処できる力を育むサポートが大切です。例えば、

• 自己肯定感を育てる

「あなたは素晴らしい」「あなたには価値がある」と伝えて自己肯定感を高めることが重要です。自己肯定感が強い子供は他人の意地悪に対しても動じにくくなります。

自己肯定感の高さは今後の人生にも影響してきます。私も息子の自己肯定感を高めるためにできることを努めています。

• 適切なコミュニケーション方法を教える

子供が意地悪な相手に対してどう反応するべきか、コミュニケーションの方法を一緒に考えましょう。例えば、「いやだな」「やめて」と言うことが重要ですが、意地悪をする子は一筋縄ではいかないことが多く、一度で引き下がってくれないことも珍しくありません。話が通じな子に対して子供同士で解決できないことも多いです。そういう時は担任の先生や大人にどんどん頼って良いんだよということを伝えましょう。

• トラブル回避の方法を学ぶ

トラブルが発展する前に回避する方法を教えることも重要です。『やめて』というと反応してくれた!と勘違いしてさらに絡んでくることもあります。自分が学生の時にもダル絡みしてた子がいたな、、なんて回想してしまいますが、低学年でも既にいます。かといって無視をするとお子さんが先生に怒られてしまう可能性があるため、軽く笑って流したり、そうなんだね〜と適当に受け流したりと相手に面白くないと思わせることが効果的なこともあります。

教師や学校に相談することの重要性

子供が一人で対処できない場合や、事態が悪化している場合は、必ず教師や学校のカウンセラーに相談しましょう。先生たちにも事情を把握しておいてもらうことで再度子供達の間でトラブルが起きたときに子供の味方になってもらえます。学校側も子供たちの人間関係の問題を解決する責任がありますし、先生(大人)が介入することでトラブルが解決することが多いです。

また、学校に相談する際には、感情的にならず冷静に問題を伝えることが大切です。「どうしてうちの子がいじめられるのか」と問い詰めるのではなく、「息子が嫌な思いをしている」「こういった状況を解決したい」という立場で相談すると、学校側もスムーズに対応してくれるでしょう。

学校以外でのサポートを考える

家庭以外でもサポート出来ることがあります。

• 習い事やスポーツで自信をつける

サッカーやその他の習い事を通じて、子供は自分に自信を持つことができます。特にスポーツは、集団での協力や競争を学びながら、精神的にも強くなります。

• 友達を作る機会を増やす

学校外で新たな友達と出会う機会を増やすことで、学校での友達関係に依存しないようになります。例えば、地域のクラブ活動などに参加させるなど。息子は地域の少年団に入団して近隣の小学校の子と仲良くなりました。その少年団には4つの小学校から通っている子がいるため、本当に気の合うお友達が出来て、週末は本当に楽しそうにしています。きっとこのお友達達は一生ものの友達になるのではないかと思っています。

「親のサポート」と「学校の対応」をバランスよく

大切なのは、親が過度に心配しすぎず、かといって放置するのではなくバランスよくサポートすることです。学校側にも積極的に関わってもらい、親として、子供が子供社会でのストレスや友達関係にうまく対処できるようサポートしながら、問題解決に向けて前向きにアプローチしていきましょう。

終わりに

学校で意地悪や喧嘩に遭うことは、子供にとってつらい経験です。愛する我が子のつらい経験は自分のことのように悲しくなってしまいますよね。しかし、親が適切にサポートし、子供が自分で解決できる力を育てることで、この先も問題を乗り越られる力がついていきます。ぜひ、子供の学校生活を少しでも楽しくなるよう、前向きにサポートしてあげてください。

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