「ママ、学校行きたくない…」
朝の忙しい時間に、子どもが急にこう言い出すと、親としては戸惑ってしまいますよね。
「えっ、どうして？」「そんなこと言わずに行きなさい！」と言ってしまうこともあるかもしれません。でも、まずは深呼吸して、子どもの気持ちに寄り添ってみましょう。
この記事では小学校低学年の子どもが学校に行きたくないと言う理由や、親ができる対応について書いています。
子どもが学校に行きたくない理由とは？
子どもが学校に行きたくないと言う理由はさまざまです。大人から見ると「そんなことで？」と思うことでも、子どもにとっては大きな問題かもしれません。
① 友だちとうまくいかない
• 仲の良かった友達とケンカした
• クラスで一人ぼっちに感じる
• いじわるなことを言われた
子どもは人間関係の変化に敏感です。「学校で何かあった？」と優しく聞いてみると、意外な理由が出てくることもあります。
② 勉強についていけない
• 先生の話がわからない
• ひらがなや計算が難しい
• 黒板を写すのが遅くて焦る
低学年は学ぶことがたくさんあります。周りの子と比べて「自分はできない」と感じると、学校が嫌になってしまうこともあります。
③ 先生が怖い・苦手
• 厳しい先生で怒られるのが怖い
• 先生の言うことがよくわからない
• 先生と話すのが苦手
先生との相性も、子どもにとっては重要です。家庭で話を聞いてみて、先生に相談するのも一つの方法です。
④ 朝がつらい・体がだるい
• 夜更かししてしまう（夜の10時を過ぎて就寝すると翌朝子供の動きが鈍い）
• 生活リズムが崩れている
• なんとなく体がだるい
体調が悪いわけではないけれど、朝がつらいということもあります。睡眠時間を見直すことで改善することもあります。
親ができる対応策
① 話を聞く
「どうして学校に行きたくないの？」と聞くのではなく、
「何か困っていることある？」「最近、学校で楽しいことあった？」と聞くと話しやすい雰囲気になります。
無理に答えさせようとせず、子どもが話し出すのを待つことも大切です。
② 子どもの気持ちを受け止める
「そんなこと気にしなくていいよ！」ではなく、「そうなんだ、それはつらかったね」「嫌な気持ちになったんだね」と共感することが大切です。子どもは「自分の気持ちをわかってもらえた」と感じるだけで、気持ちが軽くなることがあります。
③ 学校の先生と相談する
なかなか解決しない場合は先生に相談してみましょう。• 友達関係のトラブルなら、先生が間に入ってくれることで解決する場合も多いです。勉強の遅れが原因なら、フォローをお願いできるかもしれません。先生と連携することで、解決できることも多いです。
④ 無理に行かせようとしない
「絶対に行かなきゃダメ！」と無理やり行かせると、余計にプレッシャーになってしまうことも。どうしてもつらそうなら、「今日はお休みして、家でゆっくりしようか」と、リセットする日を作るのも大切です。
避けたほうがいい対応
• 「なんで？理由をちゃんと言いなさい！」と問い詰める
→ 子どもは言葉でうまく説明できないことも多いです。
• 「みんな行ってるんだから、あなたも行きなさい！」と他の子と比べる
→ 子どもにプレッシャーを与えてしまいます。
• 「行かないとダメな子になるよ」と脅すような発言
→ 子どもの自信をなくしてしまいます。
学校に行きたくない気持ちを和らげる方法
① 朝の時間を楽しくする
• 好きな音楽を流しながら支度する
• いつもより少しだけ早く起きて、ゆったり準備する
• 「学校が終わったら○○しようね！」と楽しみを作る
② 休日にリラックスできる時間を作る
• 家族で公園に行く
• 一緒に本を読む
• 好きなことをさせてあげる
まとめ
子どもの気持ちを大切にしながらサポートしよう！
子どもが「学校に行きたくない」と言うと、親もとても不安になりますよね。でも、子どもにとっては、学校がストレスになることもあります。
• まずは話を聞いて、気持ちを受け止める
• どうしても辛いなら無理に行かせず、リセットする時間を作る
• 先生とも相談しながら、少しずつ解決策を考える
大切なのは、「子どもの気持ちに寄り添うこと」。親がしっかり味方になってくれると感じると子どもも安心できます。焦らずに、一緒に乗り越えていきましょう！
おすすめの本＆グッズ
• 親子で読める！心が軽くなる絵本
• 子どもの心を育てる絵本『〇〇』
• 登校しぶり対策におすすめのサポートグッズ
コメント